ビハインド #4 — 夜に溺れる: 助かりたくない夜

アルバムのちょうど真ん中、時間が止まる地点にこの曲を置きました。夜に溺れるは、闇に沈みながら、それでも特に助かりたいとは思わない気分 — あの奇妙な平穏についての曲です。
この曲が生まれたシーン
カバーアートそのままです。タイルの床に浅く張った水、広がる髪、天井を見る視線。「溺れ死ぬ」のではなく「浸かっている」状態。危ういのに心地よく、出なければいけないのに出たくない — 夜が与えるあの感覚を、水に翻訳しました。
サウンドノート
この曲のすべての音には、水中で聞こえるようにローパスフィルターがかかっています。サイドチェインは呼吸の周期に合わせて、トラック全体がゆっくり息をするように膨らんで沈みます。ボーカルのリバーブはアルバムで一番長く設定しました — 声が水に広がっていくように。「Come closer」が繰り返されるブリッジでは少しずつフィルターが開いていきますが、あれは水面に浮かぶのではなく、より深く沈みながら目が闇に慣れていく方に近い。
一行
夜に溺れる 名前さえ忘れるほど
名前を忘れるということは、昼の自分を忘れるということ。このアルバムでは、それは悲しいことではありません。