3rdアルバム ビハインド #5 — 午前3時の最悪: 証拠のない物語が十個

返事が来ない二時間で、頭の中が物語を十個作ってしまう — 飽きられた、忙しい、誰かといる。証拠はひとつもないのに、夜には全部本当になる曲です。午前3時の破局は、いつもひとりで完成します。
この曲が生まれたシーン
別れる場面から逆算して、今日の言葉を読み返す人。通話履歴を開いては閉じる手 — かけたら全部終わる気がして。まだ何も始まっていないのに、終わり方だけ上手くなっていく状態を、アルバムで一番速いテンポに乗せました。
サウンドノート
104 BPM、Aマイナー。3rdアルバムで最速のトラックです。不安げに細かく刻まれるハイハットが曲を前へ前へ押し続けて、ブレイクでぷつり — 切れます。頭の中の渦が一瞬で静寂になる、あの感覚。「頭の中で 私が私を壊してる」という歌詞が、その静寂の上に乗ります。
一行
一番怖い人は となりじゃなくて ここにいる
3rdアルバムの敵は相手ではなく自分自身だということを、この曲が一番まっすぐに言っています。