SHINYA AFTER 2nd ビハインド #3 — Didn't Fit in the Box: 捨てられず持てもしないもの

いちばん荷造りが難しいのは、持つ理由のないものです。
この曲が生まれた場面
「最後の一つが / どうしても 入らない / 捨てるほどでも / 持っていくほどでも」。手に持ったまま部屋を一周し、置く場所を探しますが、ありません。
止まる地点が正確です:「要らない わけじゃない / 要る わけでもない / だから ずっと / 決められない」。無関心ではなく、決定が生まれない正確な中間です。
ブリッジがこの曲の、おそらくアルバムの核です:「これを もらった日を / まだ 覚えてる / くれた人のことは / もう 曖昧で / 物だけが / 正確に 残る」。人より物のほうが鮮明な記録を持っています。
解決はありません。「結局 持っていく / 使わないのに / そういうものが / 毎回 増える」 — 使いもしないのに箱へ入れ、引っ越すたびにそれが増えます。
サウンドノート
アルバムで最も乾いた小さな音です。リバーブはほぼなく、指のスナップがマイクに近く、ギターの一小節が同じ場所で繰り返します。部屋ではなく手に付く曲なので、響きを意図的に外しました。
一行
物だけが / 正確に 残る
このアルバムの他の曲は部屋の曲です。この曲だけが手の曲で、ミックスがそれに従います。