SHINYA AFTER 1st ビハインド #7 — Go, Then: 閉じた環

クローザーが、一曲目が立っていたまさにその場所へ戻り、アルバムが閉じた環になります。
この曲が生まれた場面
背を向けたまま、靴を履く音を聞きます。振り向かない理由は、強いからではありません —「見たら たぶん 引き止めて しまう / それだけは しない」。
プリコーラスがアルバムで一番大人びた場所です —「引き止める 言葉は 持っては いる / 使わない だけ」。言葉がないのではありません。持っています。使わないと決めたのです。
ドアが音もなく閉まって、観察が冷たく落ちます —「そういう 人だった / 最初から ずっと」。残るのは軽くなった椅子の背です。5番のコートがなくなったということです。
そしてブリッジが一曲目へ歩いて入ります —「また 青い時間 / 一人分の 部屋 / 朝が 来る / それだけ」。
サウンドノート
ドラムが再び抜けます。 一曲目が立っていた場所へ戻ります。ローズとサブベースだけが残り、和声が一枚ずつ減って、最後には一つの声だけが残ります。
一行
引き止める 言葉は / 持っては いる / 使わない だけ
1番と7番はどちらもドラムがありません。その間で808が2番に入り、4番で一番近づきます。アルバムは青い時間で始まり青い時間で終わり、リピート再生すると継ぎ目が見えません — 7番の終わりと1番の頭が、同じ静寂だからです。