← ブログ

SHINYA AFTER 1st ビハインド #5 — Your Coat Is Still Here: 物のほうが先に答える

アルバムで唯一、主人公が人ではない曲です。コートです。

この曲が生まれた場面

椅子の背にまだ掛かっていて、それだけで「まだ 帰ってない」ことになります。忘れたのか、わざとなのか。聞けばいいのに、聞きません。代わりにコートを見ます —「ずっと 見てる」。

袖が床に触れているのに拾ってあげません。その理由が、この曲で一番正直なところです —「拾って あげたら / 何かが 決まりそうで / そのまま に した」。どんな行動でも問いに答えを出してしまうから、何もしないのです。

ブリッジがアルバムで一番乾いています —「物のほうが 先に 答えを 出す / 人は まだ 何も 言えない」。

サウンドノート

サブベースがアルバムで最も低い曲です。フレーズの間の沈黙が長く、ミュートギターの一音が繰り返され、パーカッションはほぼ消えました。ここで一番静かな曲です。

一行

まだ 終わってない / そういう ことにする

「そういうことにする」— 信念ではなく、決定です。自分が決めているとわかったうえで、そうしています。

歌詞全文を見る →